新居での新生活に合わせて家具やインテリアを一新させたい、広さにこだわったリビングダイニングにはダイニングテーブルを置いて快適な生活を送りたい、このような希望を持つ人も多いのではないでしょうか。
ここでは、ダイニングテーブルの役割や必要性や天板の素材(無垢材・ガラス・大理石・セラミックなど)、選ぶときのポイント(テーブル全体の高さ・天板の広さや形状・材質・機能性)などの基本的な知識を分かりやすく解説することにします。
また、新居におすすめの素材別のダイニングテーブルのご紹介も行っているので、参考にされると良いでしょう。
新居にダイニングテーブルは必要?
新居にダイニングテーブルを置くと、最初の間は使っていてもリビングにあるテーブルで食事をするようになりモノを置く場所になってしまう可能性もゼロではありません。
しかし、新居にダイニングテーブルを置くことで食事を摂るときにゆったり座る場所ができる、お客さんが訪れたときもダイニングテーブルでコーヒーやお茶などでおもてなしができるなどのメリットがあります。
さらに、完成した料理を運びやすくなり、立ったり座ったりといった動作もなくなるので家事が楽になります。また、新居にダイニングテーブルを置くと食事を摂る場所とくつろぐ場所を分けることもできます。
ダイニングテーブルの天板の素材を解説
新居に置きたいダイニングテーブルには色々な素材がありますが、ここではダイニングテーブルの天板の素材について解説していきます。
無垢材
無垢材は天然の木をそのまま使っている木材です。 無垢材の中でも1本の丸太から切り出した一枚板はダイニングテーブルの天板の中でも人気があります。
木目の美しさは一枚板だからこそできる自然が作り出したデザインで、魅力的なポイントです。
ガラス
ガラス天板は透明なので、置くだけで高級感を漂わせることができるので人気です。
天板にガラスを使ったものはテーブルの脚や下の床が透けて見えるなどの特徴があり、部屋においても圧迫感が少ないので広さ問わずダイニングルームにマッチします。
大理石
大理石は豪華さを演出してくれます。重量があるので、ダイニングテーブルを移動させるときなど2人がかりで行わないといけないので、購入するときには重さの確認をすることがおすすめです。
大理石は掃除が楽にできるのも魅力の一つです。ただ、熱に弱いので鍋敷きなど天板に直接熱が加わらないような工夫が大切です。
セラミック
セラミック素材は熱や腐食に強いのが特徴です。製品にもよりますが細かい粒子が模様に見えるなど個性的なインテリアといった存在感を持ちます。
大理石と同じく掃除が楽なので、食べこぼしなどを直ぐにふき取り、常に清潔に保つことができます。
ダイニングテーブルを選ぶ時のポイント
ここからは、新居に合うダイニングテーブルを選ぶときにどのような点に着目すべきかをご紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい。
テーブル全体の高さ
ダイニングテーブルと合わせて椅子に腰かけた際に、太ももが天板に当たらない高さが最適です。
これは、ダイニングチェアの座面とテーブルの天板の間が27cm~30cmほどの余裕があることを確認すると良いでしょう。
天板の広さ
ダイニングテーブルの天板サイズを考えるときの基本は、一人に必要なスペースです。
一般的に一人当たりの必要スペースは、横幅60~70cmで奥行き30~50cmが必要です。これを目安に天板の広さを考えましょう。
天板の形状
ダイニングテーブルは長方形がスタンダードですが、円形や半円形、変形テーブルなど丸みを持つタイプもありますし、長方形の場合も角に大きなカーブが付いているものなどはお子さんがいる家庭などでも安心です。
天板の材質
ダイニングテーブルは木材を使ったものが主流になりますが、一口に木材といっても様々な種類があります。
天然木の無垢材や丸太から切り出した複数の細長い板を貼り合わせて製造される集成材、板を薄くスライスしたシート状のものをベニヤ板などの芯材に貼り付けた突板などもあります。
機能性
ダイニングテーブルには、引き出しが付いているものや天板の高さを変えることができる天板昇降型、普段は天板を折りたたんでおけるバタフライ式など機能性を持つ製品も少なくありません。
新居におすすめなダイニングテーブルを素材別に12選ご紹介!
ダイニングテーブルの素材には、天然木材でもある無垢材や上から下が透けて見えるガラス製、豪華さを演出してくれる大理石や熱や腐食などに強いセラミックなどの素材があります。
テーブルの素材を変えるだけで新居に最適なインテリアにもなるダイニングテーブルを導入できます。ここでは、ダイニングテーブルを素材別に12種類ご紹介します。
天板が無垢材のダイニングテーブル3選
木目が魅力的な無垢材を天板に使ったダイニングテーブル3選をご紹介します。
天板が無垢材のダイニングテーブル①
抜群の耐水性で水をこぼしても安心です。この製品は、コンパクトで使いやすいサイズ感、2人暮らしやお子さんが小さなご家庭に最適です。天板は長方形で短い辺にも椅子を入れることができるので、邪魔になりません。
天板が無垢材のダイニングテーブル②
厳選されたオーク節とラバーウッド無垢集成材を採用したダイニングテーブルです。 この製品の天板サイズは幅150cmで奥行き85cmなので、大人4人でもゆったり座ることができます。天板を支えている脚は、黒く塗装されたラバーウッドでモダンな雰囲気を与えてくれます。
天板が無垢材のダイニングテーブル③
アッシュ無垢材を採用しています。 この製品は、幅210cm×奥行85cmの6人掛けのダイニングテーブルです。天板の厚みは2.5cmなので存在感を演出できます。スチールで補強してあるので無垢材に生じやすい反りを軽減しているのも特徴の一つです。
天板がガラスのダイニングテーブル3選
ここでは天板がガラス製になっている、ダイニングテーブル3選をご紹介します。
天板がガラスのダイニングテーブル①
シンプルなデザインのダイニングテーブルです。 T字型のフレームがアクセントになっており、ガラス天板のサイズは幅150cm・奥行き90cmです。脚は自由に動かせるので2つの脚を繋げたり離したり、コーディネートの幅が広がる魅力もあります。
天板がガラスのダイニングテーブル②
フレームにはセブ島の天然石を使ったガラストップのダイニングテーブルです。 スタイリッシュなデザインが魅力で、天然石の独特な風合いやステンレス(無塗装)を組み合わせた脚、透明感があるクリスタルのような美しさを演出してくれるダイニングテーブルです。
天板がガラスのダイニングテーブル③
美しい円形のガラス製天板と温もりがある天然木の組み合わせです。 圧迫感がなく広々とした空間を演出できる魅力があります。また、厚さ約8mmの強化ガラスを採用しており、通常のガラスと比べると3~5倍の強度があります。
天板が大理石のダイニングテーブル3選
ここではダイニングテーブルの天板に大理石を使った新居におすすめの3種類をご紹介します。
天板が大理石のダイニングテーブル①
3種類のサイズを用意している大理石を使用したダイニングテーブルです。 天板の横幅が3種類あるので、ダイニングの広さや利用する人数で選べるのが魅力です。天板の下、中央にはピラミッドのような形をした脚があり、オシャレ感を演出してくれます。
天板が大理石のダイニングテーブル②
大理石を使ったイタリア製のダイニングテーブルです。 高級感溢れる雰囲気を与えてくれる大理石の天板、そしてテーブルをしっかり支える脚はデザインが施されているので新居にオシャレなインテリアを取り入れたい人におすすめです。
天板が大理石のダイニングテーブル③
天板や脚の角を排除した丸みあるデザインです。 直線基調のシャープなイメージを持つダイニングテーブルですが、手の触れやすい部分の角が排除されているので優しいデザインになっているのが特徴です。木製フレームと大理石の組み合わせは新築のダイニングに最適です。
天板がセラミックのダイニングテーブル3選
ここでは、新居におすすめのセラミック天板のダイニングテーブル3選をご紹介します。
天板がセラミックのダイニングテーブル①
脚部はスチール製の6人掛けダイニングテーブルです。 長方形のセラミック天板は角を落としているので丸みがある優しい印象を与えてくれます。個性的な幾何学フォルムの脚、繊細な柄が特徴的なセラミック天板を組み合わせた新居におすすめのダイニングテーブルです。
天板がセラミックのダイニングテーブル②
ワイドタイプのセラミック天板が特徴です。 幅180cm、奥行き90cmとゆったり座ることができるダイニングテーブルです。脚部は外側と内側のいずれかを選択して取り付けることができるようになっています。モノトーンカラーは、様々なテイストの空間にマッチします。
天板がセラミックのダイニングテーブル③
機能性が高いセラミックを採用しています。 このダイニングテーブルは、スタイリッシュなスチール脚で新居の空間をよりオシャレな空間に変化させる魅力があります。また、天板はホワイトとブラックの2色から選べます。
まとめ
新居にダイニングテーブルを置くことで、食事をする場所とくつろぐ場所を明確に分けることができるメリットがあります。
一口にダイニングテーブルといっても、大きさ・形状・天板の素材・脚など、色々な確認ポイントがあることが分かったのではないでしょうか。おすすめの素材別ダイニングテーブル12選も参考にしながら、住まいに最適な商品を導入すると良いでしょう。